「棚から橋伸ばし」放送内容
令和元年8月放送分
8月5日 ≪賢い勉強法を考える≫をテーマにお送り致します。
「小さな子のリビング学習について」一緒に考えましょう!!
1. リビング学習の意義と環境設定
「リビング学習」の利点は、学習習慣づけ、親の目が届きやすい等が上げら
れます。効果UPのためには、親の手ほどき・心配りも必要です。一方では
子ども達にも①適度な安心感&緊張感②雑音の耐性③親子のコミュニ
ケーケーションが等の効果も期待できます。方向付けによっては、親子の信
頼関係&学習意欲上昇もあるでしょう!ただし、「鍛錬」、「修行の場」と
認識されては逆効果です。注意点としては、子どもの苦手な部分に着目
(学習の進度や文字の書き方等)するとリビングは怒られる、批判・拒否される所
となってしまいます。
2. リビング学習のデメリットを理解する
リビング学習のデメリットは、①リビングに勉強道具が散乱②テーブルが汚
れる(消しゴムカス,ペンの跡)③ついつい勉強内容に口出ししてしまう・・・
「どうして分からないの」、「また、間違えた」は禁句!監視や指摘は子ども
のプレッシャーとなり、ストレスにつながります。
3. 対応を注意&リビングと子ども部屋は目的に合わせて使い分ける
子どもが成長したときや、思春期を迎えるとリビング学習は対応が難しく
なってきます。一緒にいるのがうっとうしくなるのですネ。ここで大切なことは
「子離れ」。「自分の部屋で勉強する」と言った時が「自立の第一歩」。
詮索や縛り付けたりせず、「信じてあげること」が大切ですョ!!
※リビング、食卓テーブルは家族が一堂に会する場所・・・大切な所
ですね。楽しくコミュニケーションを取りながら、子どもの知的な興味や
関心を広げてあげて下さい。テーブルが楽しいスペースとなる環境設定
をお願いいたします!!
8月12日 賢い勉強法を考える
「勉強に向き合う姿勢と時間の使い方」
1. 勉強に向き合う姿勢を考える
多くの保護者の方と、お話をしますが・・・必ず出てくる話題を紹介します。
①「うちの子根気がないんです」②「叱ると黙り込んでしまいます」③「どうす
れば勉強するようになりますか」・・・代表的3大質問です。正直にお答え
すると・・・即刻の解決策などありません!保護者の方々の子どもの頃は
どうでしたか?根気があり、叱られてもポジティブで、勉強に夢中でしたか?
人間は、必要と考えたら動き出します。お子さんを見守り、一つ一つ考え
て行きましょう。必ず解決策が見つかります。目標や方向が定まらないと
頑張らないのが人間です。まずは良い所をほめて上げるはどうですか?
2. 時間の使い方を考える
お子さんを取り巻く環境・・・部活、塾、週末の行事・イベントなどなど。
この中で効率よくやれている子・・・ほぼいないと思います。
一度に、たくさんの事をやろうとする&求めるのは無理です&続きません。
私からの提案は・・①「辛いけど、もう少しやって寝よう」の心構え②自分の
エネルギーに合う勉強時間③朝時間の活用④暗記は夜&朝2部構成
⑤「集中」と「ご褒美」のバランスです。まずは環境を分析して下さい。
3. 環境設定が大切
勉強に向き合う姿勢と効率よい時間の使い方は、環境設定が大切です。
「勉強しなさい」から「どうすれば勉強が面白くなる?」に変えたり、机の上
を整理したり、ハード面とソフト面ともに子どもと保護者が共通の話題を持
つことが大きな前進につながると思いますョ!
※「真剣にほめる」をおすすめします。大人の「口先だけ」をこどもは必ず
見抜きます。子どもを裏切ることはやめましょう!
変わらなきゃならないのは、子どもではなく親かも知れませんね!!
8月19日 賢い勉強法を考える
「暗記と記憶、賢いノートの使い方」
1. 「暗記」から「記憶」へ
勉強には暗記がつきものです。頑張っても忘れてしまう・・・ここでお話しする
のは「忘却曲線」・・心理学者ヘルマン・エビングハウスが研究分析しました。
学習直後には100%覚えていても、20分後には59%、1時間後には
44%。翌日は26%の記憶になるのです。これを補い定着させるものが
「復習」です。繰り返しが学習の大切なポイントです。「暗記」から「記憶」
にすること、定着させることが重要なのです。
2. 記憶術・・・
保護者の方々は記憶にありませんか?暗記方法・・ゴロ合わせなどなど
現在も多くの学習法があります。想起練習、間隔練習、精緻化等。
今日は、「物語連鎖法」をご紹介します。①椅子②新聞③金魚④犬
⑤ボール⑥太鼓⑦冷蔵庫を暗記するとします。さあ・・どう覚えますか?
物語連鎖法では(椅子に座り、新聞を読んでいると、水槽の金魚がはね
た・・その横で犬がボール遊びをし、転がって太鼓に当たり、そのまま冷蔵庫
の方向に行った)となります。キーワードを記憶する方法です。これがベスト
ではありませんし、お子さんに合う保障もありません。暗記には限界があり、
効率的・効果的に繰り返すことが大切です。
3. 賢いノートの使いかた
教科書ほもちろんですが、子ども達には勉強を補填する資料が配布され
ています。アクテイブ・ラーニング授業も増え、工夫されていますネ。
考えていただきたい事は・・何が重要なのか?キーワードは何か?を理解
できる様にすることです。そこで・・「ノート」が重要になってきます。板書に
口頭説明、配布資料のポイント窓口を「ノート」に作る工夫をして欲しい
と強く思います。ノートを開けば、授業や単元、その時の重要事項が目に
飛び込んでくる!そのためにノートがある・・。如何でしょうか??
※「また忘れてる!」なんて、お子さんを叱っていませんか?まずは定着
するまで繰り返す!お子さんにあった記憶方法を考えて下さい。そして
出来たら・覚えていたら真剣にホメル!お忘れなく!!
令和元年7月放送分
7月1日 進学とお金の話
「子どもの成長と教育&教育」一緒に考えましょう!
1.子どもに「お金の話」していますか?
新年度が始まり、PTA総会、進路講演会等いろいろなイベントが開催
されています。時代の要請もあり、「進学マネー講座」も増えてます。
進学も含めて日常生活の中で、教育に関わる「お金の話」してますか?
2.「お金の話」は・・・出来ていない現状があります。
進学相談会でも「子どもにお金の話はしていません」と良く聞きます。
子ども達なりに、保護者にお金の話を切り出すと・・「軽くキレられた・・」
「怒られた・・」、「そんなこと知らなくていい」が多いようですヨ。
おそらく子ども達は、「お金の話はすべきではない」とインプットされています。
3.時代は大きく変わっています!
「子どもたちの自立」を願う立場として、子ども達が将来、自己破産や
教育ローン地獄に陥らないためにも、早い時期から金銭感覚を身に付け
てもらうることも大切。「金銭教育」は家族の義務だと私は思います。
お金の大切さを伝えられるのは、保護者しかいないのですから!!
4.進学は「お金の大切さ」を教えるポイントです!
進路選択をした子ども達に「お金の話」をすることは、覚悟を付ける事
こもなります。大学進学と言う、ターニングポイント以前にそれぞれの年齢
に応じて「金銭教育」を始める必要があるのではないでしょうか?
幼稚園、小学校低~高、中学、高校とステップを踏んで下さい!
子ども達に「お金の話」をするのは「卑しいこと」ではありません。
小さな頃から、少しづつ進めて行きましょう。独り立ちするまでに、
経済感覚を養うことは各教科の勉強と同じです!
7月8日 進学とお金の話
「中学校・高校でかかる学費等はいくら?」
1.中学生時代にかかる学習費
①公立中学校の場合は\478,554円(年間平均総額)
文部科学省「子どもの学習費調査2016年度」では、学校教育費、
学校給食費、学校外活動費の3区分です。授業料0円でも、修学
旅行や見学費、図書・実習材料費、教科外活動費があり総額は
\134,000。他にも学校給食費\44,000、学校外活動費\302,000。
②私立中学校は、公立の2.8倍\1,326,933円(年間平均総額)
※同調査。私立は入学金があるため学習費増となります。授業料は年
\425,251となっています。私立は1年生\1,572,000(年平均)です。
2.高等学校でかかる学習費
①公立高校では\450,862-(年間平均総額)
2010年度「高校授業料無償化」導入もより、高校1年生510,000-
2年生470,000-、3年生360,000-です。高校授業料無償化制度
の所得制限は、収入910,000-未満家庭に絞られ、この背景から低所
得者対象の高校生等奨学給付金が新設された訳です。
②私立高校では、公立の倍以上の\1,040,186-(年平均総額)
学校教育費\755,101-、学校外活動費\285,067-です。この費用に
加えて高校では、公立、私立とも昼食代がかかりますヨ。
3.私立・公立の大きな違いとお金・・・。
学費の違いは公立が低く、私立は高い点があります。金額の違いは私立
には個性と独自のカリキュラム体系があり、前倒しの教育スケジュール進行
があることが挙げられます。中高一貫校なら、大学受験を見据えた教育の
展開がなされています!
子どもに合った場所、個性を活かせる学校の選択が必要です!
お金と併せて、公立、私立ともしっかり調べて下さい。
7月15日 進学とお金の話
「大学でかかる学費・生活費&奨学金」
1.大学4年間でかかる学費・生活費<日本政策金融公庫実態調査2019>
①国公立大学に進学した場合(自宅外通学)
初年度約194.9万円+生活費用、仕送り経費、2年生から4年生
までの経費を含め、4年間合計で939.9万円になります。
②私立大学に進学した場合(自宅外通学)
A:文系大学の場合、初年度250.5万円+生活費用、仕送り経費と
2年生から4年生までの経費を含め、4年間合計で1131.4万円。
B:理系大学の場合、初年度270.8万円+生活費用、仕送り経費と
2年生から4年生までの経費を含め、4年間合計で1227.3万円。
C:医歯系大学の場合、初年度593.8万円+生活費用、仕送り経費
2年生から6年生までの経費を含め、6年間の合計で3415.1万円。
2.奨学金アラカルト・・・・・・・・。
①JASSO(日本学生支援機構)
有利子、無利子、高等学校からの継続支援制度に加えて2017年度
の入学者から「返還義務のない給付型奨学金制度」が導入されました。
②国公立・私立各大学の給付型奨学金制度
入試成績以外に高校在学時成績や活躍、特定資格、家庭の収入等
により様々な奨学金が用意されています。入学年、在学期間を保証する
もの等多岐にわたります。各種データを検索し、さらに大学HPで確認して
下さい。奨学金の活用により海外留学も可能になりますヨ。
③金融機関の教育ローン・・・・多種多様にあります。
各銀行の教育ローンや国民政策金融公庫等をそれぞれ調べて下さい。
進学にはお金必要です。進学資金の準備も時間がかかります。どうか、
できるだけ早めに準備下さい。奨学金は入学後の取り扱いが通常。
大学生活のスタートには間に合わないことを知っておいて下さい!
7月22日 進学とお金の話
「リアルな留学体験」
今週はリアルな留学体験を語っていただくゲストをお招きしています。
棚橋:今日は、小樽商科大学商学部商学科2年生の片倉(かたくら)玄(げん)太(た)さんに
お越しいただき、ユニークな留学体験についてお話しいただきます。
留学に興味がある高校生と保護者の方、参考にして下さい!
Q:森さん(大学での留学は何処に行ったのですか?)
片倉君:留学先はハワイ大学カピオラニコミュニティカレッジです。専攻は「Hospitality and Tourism(観光)」です。現在、在籍している小樽商科大学の<ギャップイヤー試行プログラム>のシステムを利用して行きました。
Q:森さん(大学留学で得られたことは何がありますか?)
片倉君:ハワイ大学カピオラニコミュニティカレッジは、様々なチャレンジチャンスがありました。限られた期間の中で「何をするか」、「何ができるか」を常に考えられるようになった事が一番の収穫です。自分のコンフォートゾーンから一歩出ことで、限られてた時間の中で多くの体験ができました。留学が、次の何かに繋がっていくきっかけになると思います。
Q:森さん(留学費用は大変だったのではないですか?)
片倉君:航空券やビザの申請、衣食住経費、授業料等がかかります。留学費用は、充実した時間・学びができるかが鍵です。経験の有無で、妥当か、高いか、安いかを感じると思います。この価値観を持つことが、積極的なクラスメイトとの交流になりました。海外では自分の目標を明確に伝えられれば、資金援助してくれる機関があります。見つける情報収集力、伝達力が誰にでもチャンスを招きます。各大学の奨学金・飛び立て留学JAPANなど、給付型奨学金のチャンスも増えています。
Q:森さん(留学と将来をどう結び付けますか?)
片倉君:将来へのつながりは、自分もいまは良く分かりません。しかし、複数の大学での広い視野、多様な経験により考え方の幅も広がり、互いを高めあえる仲間も増えます。将来を考える上で重要な経験であることは間違いありません。「自分は何が好きか」、「何をしたいのか」を見つけたいと考えています。
森さん:今日は、小樽商科大学商学部商学科2年生の片倉玄太君を
お招きして、リアルな留学経験等を語っていただきました。留学を視野に入れている受験生や大学生の皆さんの刺激になったと思います!
ありがとうございました。
7月29日 進学とお金の話
「教育ローン」「奨学金」を詳しく!
1.教育ローンとは?
奨学金は「子どもが借りて子どもが返済する」ものに対して、
教育ローンは「保護者が借りて保護者が返済する」と違う点があります。
大きく分けて、国(国民政策金融公庫)と銀行、信用金庫、信販会社、ノンバンク等々の
民間金融機関です。いずれも資金使途が教育関連費用限定です。
①国の教育ローン~金利が安い、在学中の特典(元金据え置き利息返済)
年収制限あり、審査に時間を要し、借入限度額350万円まで。
②民間の教育ローン~審査が早い、借入限度額300~500万円、
金利が国のローンよりも高く、借りた翌月からの返済開始もあります。
2.奨学金アラカルト
①各カテゴリー別の給付型奨学金
小・中学生のための奨学金~(就学援助、児童手当、児童扶養手当等々)
高校生のための奨学金~JASSOの他、就学支援金、奨学のための
給付金(文科省) 大学生のための奨学金~JASSOがあります。
②独自の給付型奨学金、特待生制度奨学金
北海道では、国立・公立で北大、札医大、小樽商大、室工大、北見
工大、公立千歳科技大、私立では札大、札学大、旭川大など・・・。
道外大学には、独自の給付型(給費型)が奨学金が数多く存在します。
③民間の奨学金・・・・多種多様にあります。
民間の奨学金は90団体弱。加えて、地域的条件のある奨学金では
北海道にも数件ありますヨ。他にも病気や障がい、遺児、音楽、芸術、
スポーツ、新聞社に関する奨学金など給付型は数えきれません。
検索キーワードは「返済義務のない給付型奨学金」です。保護者の
皆様、大学進学を金銭面で諦める前に是非、検討して見て下さい!
令和元年6月放送分
6月3日 2020年学校教育が変わります。
「小学校の教育の変更点・留意点」英語始まりますよ~。
1.学習指導要領改訂ポイント(授業時間数増加と教育内容の充実)
国、社、算、理、体の授業時間数を10%程度増加、週のコマ数は低
学年で2コマ、中・高学で週1コマの増加。外国語教育の充実では、
小5・6年生から外国語活動がスタートします。
2.英語教育の充実!
英語の目標は「聞く」、「話す(やり取り)」、「話す(発表)」の3領域設定。
低学年で音声中心のコミュニケーションによる下地作り、高学年で「読
む」、「書く」が加わり、5領域の教科として導入のプロセスです。
3.タブレット導入が加速!
全国&北海道も教育用タブレット導入が加速。札幌市内を見ると、導入
は2016年の12校から2019年は237校の20倍となっています(驚)
TB端末は各教科で多岐に活用されます。
4.家庭学習(特に復習)がますます重要!
大変、失礼ながら・・・新しい学習指導要領や取り組みが分からない&
ギブアップの保護者が急増。しかし・・慌てず・焦らず、お子さんと家庭で
一緒に復習することから始めましょう!復習は学ぶクセをつけるためです!
お子さんの学習内容も分かります!一緒にやりましょう!
※子ども達も保護者も大変かと思いますが、リビングでお子さんと一緒
に学習してはどうですか?すべて解決するのでは?
6月10日 2020年学校教育が変わります。
「中学校教育」についてです。
1.スケジュール確認
先週放送の小学校は2020から、中学校は2021(令和2年)からの
全面実施となります。
2.学習指導要領改訂ポイント(授業時間数増加と教育内容の充実)
国、社、数、外、保体の授業時間数が実質10%アップ。週当たりコマが
1コマ増加。外国語教育の充実では、4技能登場!小学校での基礎を
活用した教育となります!
2.英語教育の充実!
中学校では、「聞く」「話す」「読む」「書く」4技能の総合的充実を目指す
ことになります。大きな変化の例は、単語数が900→1200となります。
教材は、扱う分野が多岐の分野、ケース設定と幅広くなります。
3.他教科の特徴!
国語では批評、論述、討論の充実、数学では解の公式、理科は規則性
保健体育には武道が必修化、道徳教育・体験活動では、自然・職場・
集団宿泊が入り社会参加教育も加わります。
4.家庭学習が重要!
新しい学習指導要領や取組について、お子さんと家庭での会話をお勧め
します!お子さんの学習内容も分かりますヨ!一緒にやりましょう!
※中学校では、新学習指導要領のキーワード①主体的・対話的、深い学び②社会に開かれた教育課程③カリキュラム・マネジメントが強く反映される形です。
お子さんとの対話から、考えてみて下さい!
6月17日 2020年学校教育が変わります。
「高等学校教育」です。大学入試との連動も気になりますね。
1.高等学校教育スケジュールと課題
高校の学習指導要領は、2018年改訂、2022年度(令和4年)から
から年次進行で新内容が実施されます。2020年大学入試改革の背景
は高校での学びの選択肢拡大の課題指摘があります。
①将来の進路と関連した学び態度 ②社会の一員としての意識態度
③学習時間減少と意欲減退・・加えて、人間関係&生き方、自我確立、
豊かな人間性教育の必要性です。
高等学校教育の課題~文部科学省(初等中等教育局企画課教育制度改革から)
2.クローズアップされた高大接続改革の必要性(文部科学省)
高大接続改革とは①高校での教育②大学入試③大学教育を3者1体として
高校から大学までの教育を一体化する改革です。
高校教育と大学教育の連動→高大接続改革→大学入学者選抜→
急変する社会に対応する力→①知識②思考力・判断力・表現力
③他者と協力の学ぶ姿勢→センター試験の廃止→大学入学共通テスト
の導入→高校教育、大学入試、大学教育に学力の3要素である
①②③育成評価を取り入れることになった訳です。
3.高大接続改革のポイント
①知識重視から学力3要素が求められる入試に変更②センター試験
→大学入学共通テスト変更③推薦・AO入試の変更④高校授業変更
※高大接続改革は着々と進行中です。この中でも大学入試システムが変わる点が大きな問題ですね。中学生や高校1年生は今から準備が必要です。
子ども達と関わる保護者も事前学習と準備が必要だと思いまーす。
6月24日 2020年学校教育が変わります。
「大学教育・大学入試改革」です。わかりやすく解説します。
1.改善が繰り返された過去の入試制度
かつての1期・2期校に分かれてた入試は、国公立大学で難問奇問
の出題が横行し、共通一次導入に至りました。(受験戦争の緩和)
ところが、共通一次は足切りや偏差値による序列化を進行させました。
そこで、各大学が自由利用できるアラカルト方式の「センター試験」登場
した訳です。≒30年間続いた制度&入試改革も≒40年来の課題。
2.大学入試改革の認知度は?
新設の「大学入学共通テスト」についての認知度をベネッセ総研が調査
しています。中学生、小学生の保護者に「知っているか」と聞いたところ、
6割強が認知。ただし、具体的内容では両保護者は認知が2割以下
となっています。保護者へのアプローチが大切ですネ。
3.センター試験→大学入学共通テストの変更点
変更点は2点①記述式問題の導入(国語と数学、地歴・公民、理科)
②英語4技能評価への転換(読む・聞く→話す・書くをプラス)大学
でも評価の必要性や実施検討が高まって来ています。
4.大学入試改革の基盤
改革はペーパーテストのみから、高校3年間の取組み(資質・能力)を
自己記入提出+面接プレゼン等、多面的評価試験へと移行します。
「学力の3要素」をバランスよく育成すること、そして高大接続改革が①高校教育
②大学入試③大学教育の3者1体であることが基盤となっています。
「センター試験」から「大学入学共通テスト」の導入に向け、2回目の
プレテスト<大学入試センター>も行われています。(高校2・3年生の68,409受験)
センター試験からの大きな変更点の記述式が課される国語や数学ⅠAの分析は、覗いておくべきかと思いますヨ!!
令和元年5月放送分
令和元年 5月6日「子どもと保護者の健康とスポーツ」
子どもの体力・運動能力の現状と打開策
5月は「子どもと保護者の健康とスポーツ」をテーマとしてお送りします。
第1週は「子どもの体力・運動能力の現状と打開策」をお送りします!
1.「体力・運動能力調査」文部科学省(2018)
親の世代よりも、子ども世代の数値は殆ど下回っています。
体力テスト8項目(握力、上体起し、長座前屈、反復横跳、20mシャトルラン、50m走、
立ち幅跳、ソフトボール投げ) これらの測定により筋力、俊敏性、柔軟性、
跳躍力、遠投力等が測られます。
体格的に大きくなった子ども達なのに、なぜ数値が下がったのでしょう?
2.体力・運動能力低下の原因
①遊び場の減少・・・都市部を中心(郡部も)に遊び場が減少。
②遊び・スポーツの変化・・・ゲームに夢中(保護者も一緒?)
③「子どものため」・・・過保護やチャレンジ不足も測定値低下の要因。
3.子どもの体力低下の悪影響
①心身の病気の可能性・・・肥満体質になりやすくなり、生活習慣病
などの病気にかかるリスクが高まる
②将来への不安要素増加・・・コミュニケーション不足等は、活力等で
社会全体に影響を与える
4.子どもの体力・運動能力低下を防ぎましょう!
①出かける機会を増やす(公園、遊園地、アスレチック等々)
※登る、逆さになる、跳ぶ・跳ねる、転がるが必要。走るだけではダメ!
②幼児期から(手押し車、大人のぼり、クルンパ、観覧車等)を家庭でやる!
③ケンパ、前転、側転、後転、両足周りとび、バランス崩し等が効果的。
※仕事に追われ、疲れている保護者の方々・・毎日でなくとも結構です! 週に何度か「出来ること」を模索して下さい!子どもは体を動かすことが
大好きです!一緒に楽しみながら、体力向上を目指しましょう!
1.「体力・運動能力調査」文部科学省(2018)
親の世代よりも、子ども世代の数値は殆ど下回っています。
体力テスト8項目(握力、上体起し、長座前屈、反復横跳、20mシャトルラン、50m走、
立ち幅跳、ソフトボール投げ) これらの測定により筋力、俊敏性、柔軟性、
跳躍力、遠投力等が測られます。
体格的に大きくなった子ども達なのに、なぜ数値が下がったのでしょう?
2.体力・運動能力低下の原因
①遊び場の減少・・・都市部を中心(郡部も)に遊び場が減少。
②遊び・スポーツの変化・・・ゲームに夢中(保護者も一緒?)
③「子どものため」・・・過保護やチャレンジ不足も測定値低下の要因。
3.子どもの体力低下の悪影響
①心身の病気の可能性・・・肥満体質になりやすくなり、生活習慣病
などの病気にかかるリスクが高まる
②将来への不安要素増加・・・コミュニケーション不足等は、活力等で
社会全体に影響を与える
4.子どもの体力・運動能力低下を防ぎましょう!
①出かける機会を増やす(公園、遊園地、アスレチック等々)
※登る、逆さになる、跳ぶ・跳ねる、転がるが必要。走るだけではダメ!
②幼児期から(手押し車、大人のぼり、クルンパ、観覧車等)を家庭でやる!
③ケンパ、前転、側転、後転、両足周りとび、バランス崩し等が効果的。
※仕事に追われ、疲れている保護者の方々・・毎日でなくとも結構です! 週に何度か「出来ること」を模索して下さい!子どもは体を動かすことが
大好きです!一緒に楽しみながら、体力向上を目指しましょう!
令和元年 5月13日「子どもと保護者の健康とスポーツ」
元気な足を育てる新知識『靴教育』
5月は「子どもと保護者の健康とスポーツ」をテーマとしてお送りしています。
今週はゲストをお呼びして「元気な足を育てる新知識『靴教育』」をお送りします。
1.「元気な足を育てる新知識『靴教育』
ゲストは、日本における「靴教育」の第一人者、吉村眞由美先生(早大大学院人間科学学術院 招聘研究員)。先生は早大大学院で「靴教育」の研究活動を本格化。日本靴医学会、小児の足と靴を考える委員会委員等を歴任され、NHK Eテレの、すくすく子育て「赤ちゃんの足と靴」、おはよう日本「子どもの足を守れ!広がる“靴教育”」等にも出演されました。シューエデュケーション、シューエデュケーターは登録商標です!
2.誰もが悩む「子どもの靴選び」の原因は?
子どもの靴選びは難しいのです。色々な情報がネットにあふれ何が本当なのかよくわからない。どのメーカーが良い?硬い靴-柔らかい靴はどっちが良い?ベルトは何本?などなど・・・。
これらの原因は、学校教育で靴のことを習わないからです。見落とされていた「靴の教育」は私が最初に提唱した「新しい教育分野」なのです。
3.靴教育に必要な事、時期は?
幼児期から児童期が最重要期。靴教育は、お箸やメガネと一緒。箸の持ち方・使い方を家庭で教えるように、靴の先進国ドイツでは家庭・親が教えるのが当たり前。また、靴はメガネと同じ様に精密に足に合わせる必要がある。しかし、日本ではプロが靴を選んでくれる場はわずか。
子育て環境と同じです。ヒトの「神経系」は6歳までに約80%以上完成(スキャモンの成長曲線) ファーストシューズから気持ち良い靴のフィット感、つまり「足感覚」を育てる必要があります。
4.ファッション性最優先の日本の靴選び
靴をファッションと捉えている人が多いが現実です。靴は運動能力・体力・安全確保の道具です。
おしゃれのアイテムでは無いのです。日本人の靴選びの基準はデザイン90%以上。年齢や性別に関係なく見た目の好みを最優先。経験・知識のない子どもに靴を選ばせることは、大きなリスクが伴います。靴は運動時の身体を支える役目があり、しっかり支える靴でなければ歩行できません。
強いアスリートほど靴を大事に考え競技に向き合います。①靴の環境整備 ②履き方教育 を!しっかりした足元を作り、持久力・体力を高めましょう!。
転倒のリスク、足トラブル予防効果にも!
5.講演会のご案内!!
6月5日(水)18:30~20:00 「札幌エルプラザ」
靴教育について学ぶチャンスですよ!011-746-3332未来教育サポートまで
申し込み下さい!
令和元年 5月20日「子どもと保護者の健康とスポーツ」
保護者の健康を考える
5月は「子どもと保護者の健康とスポーツ」をテーマとしてお送りします。
今週は「保護者の健康を考える」をお送りします!興味深話しですよ!
1.生活習慣病について・・・知ってますか?
3大生活習慣病(がん、心疾患、脳血管疾患)を身近な病気と考えて
いますか?糖尿病、高血圧、脂質異常症が、誘発する予備軍だと
するとどうでしょうか?子どものためには、保護者が健康であるべきです!
2.健康診断が全てではありません!
「明日は健康診断だから・・今日はお酒を控えて」など・・よく聞きます。
一時の摂生などは、健康には直結しません。生活習慣病の原因は
①生活習慣要因(食事、喫煙、飲酒、運動、不足、ストレス)
②外部環境要因、遺伝要因などがあります。
3.大切なことはお子さんと同じ!(5/6:子どもの体力低下の放送)
①心身に病気をもたらす可能性・・・体に脂肪がつきやすく肥満体質に
※生活習慣病などの病気にかかる確率を高めるリスク
②将来の不安要素増加・・・活力ない日本、ふれあい・コミュニケーション
不足の可能性(社会全体のも影響を与えます)
4.今日からできる!子どもと保護者の健康対策!
①食事・・お子さんを考えるバランスの良い食事は大人も同じです。
②アルコール、タバコを控える・・大人も我慢しましょう!
③適度な運動・・お子さんと一緒に散歩、ジョギング、ランニングなど
家庭でお子さんと運動も良いですね!
※保護者の方々・・思い当たる事が満載では?お子さんの健康を守る
には、保護者の健康が第一!食事に気お付けながら、適度な運動を
お子さんと一緒に実践して下さい!さて来週は、恐ろしい「動脈硬化」と
その後の合併症等について、お伝えします!
令和元年 5月27日「子どもと保護者の健康とスポーツ」
保護者の健康を考える「恐ろしい動脈硬化」
1.生活習慣病がなぜ重大な病気に進展するのか・・?
がん、心疾患、脳血管疾患(3大生活習慣病)の危険因子、糖尿病や
高血圧、脂質異常症は正常な血管を異常な状態に変化させます。
血管(動脈)にコレステロールが溜り内腔が狭くなるのです!!
2.コレステロールと動脈硬化!!
LDLコレステロール(高血症)、HDLコレステロール(低血症)、そして
中性脂肪(トリグリセリド)これらの基準値は要チェック!
3.動脈硬化によっておこる合併症・・・
①脳に起こると・・・脳梗塞、脳内出血②心臓に起こると・・・心筋梗塞、
狭心症③腎臓に起こると・・・腎不全、腎症、尿毒症
4.血管の若返り対策!
①食生活・・適切な時間、バランス、野菜多め、少量がベスト
②タバコを控え、アルコールを適量に・・血液ドロドロを予防で
③適度な運動・・有酸素運動がベスト(ウォーキング、ジョギング等)
5.健康診断測定値とBMIに注目!
定期、特定健診の数値をチェック&BMI(Body Mass Index)・・
自身の肥満度が分かります。 → 痩せる意識も大切です!
※保護者の幸せはお子さんの幸せ・・とお伝えして来ましたが、健康も
同じです。健康でなければ未来が輝きませんヨ!!
健康を守るには、自身の健康状況を把握すること!保護者の方が
健康に留意すれば、お子さんも健康になりますね!食事に気を付け、
みなさん身体を動かしましょう!予防の基本はライフスタイルチェック!
平成31年4月放送分
4月1日 親子のコミュニケーション「伝えるメッセージ」
1.「伝えるメッセージ」を考える
情報化社会の中で、目まぐるしい変化を子ども達は、受けています。
それは・・・複雑、多様で毎日刺激にさらされているのです。
保護者の方々が育った時代よりも、はるかに高い情報処理能力・問題
解決(処理)能力が求められています。
しかし・・・・子ども達は「学ぶ機会」を与えられていません。
「何をやっているんだ」、「どうして、そんなことをするの」、「ダメダメ」と怒って
いませんか?子ども達の行動には、理由があります。
それを聞いていますか?「子育ての視線を切り替えましょう」。
2.「あなたメッセージとわたしメッセージ」伝えることの大切さ
「あなたメッセージ」は、「攻撃的」になりがちです。
例えば、帰りが遅くなった場合・・・①こんな時間までどこへ行ってたの?
②いま何時だと思ってるの?③誰かに連れて行かれたらどうするの?
全て、最初に「あなた」が付きます。子ども達の理由分かりますか?
「わたしメッセージ」には、「本心を伝える」ことが含まれます。
① 連絡のなく遅くなると事故にでも②誘惑に負けて何かに巻き込まれた?
③本当に心配で何もできなかった
・・・このメッセージには大切な要素があります。
A:相手の「行動」を非難しない B:私に与える「影響or困る」を含む
C:「影響」からくる私の正直な気持ち「感情」を伝える
※「伝えるメッセージ」は難しいものです。「学ぶ機会」がなかったことを
怒っても不信感を募らせるだけ。「あなたメッセージ」と「わたしメッセージ」を考えながら、少しずつ前進させることをお奨めいたします。
ヘルプではなく、サポートをお願いいたしまーーーーす!!
4月8日 親子のコミュニケーション「塾やめたい編」
1.「塾やめたい」を現実として考えてみましょう!
お子さんから「塾やめたい」と言われたら、どうしますか?
良くあるパターンをご紹介します。
① 文句をいわずに塾は行きなさい。指示・命令
② 塾には行きなさい。誰だって行きたくないことはあるのよ。説教・訓戒
③ 嫌なことがあると、すぐやめるって言う!弱い子ね。バカにする・侮辱
④ 塾をやめても良いことないよ。ゲーム時間も減らすわよ。注意・脅迫
どうでしょうか・・・?わが子だからOKですか?
Point:そもそも塾は誰の選択?「保護者の意思を選ばせた」では?
少しだけ、「子育ての視線を切り替えましょう」!
2.「自立のチャンス」が来ていると捉えるために・・・
「子どもに考える余地を与えているか」を考えて下さい。
保護者の気持ちばかり伝える・子どもの気持ちを聞くことが少ない。
考えられませんか?「親が決めてる」、「親が導く」は「自分がやりたい」と
思う事と全く違います。会話で、お互いの信頼関係を作りましょう!
たとえ崩れた時でも罰することをせず、正しい事、正しくない事を話し合え
ば良いのです。話し合いで「塾は自分のため」と思えるなら、チャレンジする
と思います。チャレンジ→自信→次のチャレンジが生まれます!
子どもの気持ち、じっくり聞いて上げて下さい。
「自分で考え・決断」は「自立のチャンス」です!
※親の気持ちを優先することより、お子さんの気持ちを聞くことが大切
ですね。「背中を押してあげること」で、飛躍する子ども達はたくさんいる
と思います。ヘルプではなく、サポートをお願いいたします!!
4月15日 親子のコミュニケーション「チーム我が家」
「自立のための一大プロジェクト~」
1.「チーム我が家」の重要性!
「情報化社会」の変化の中で、子ども達は多様な刺激にさらされ、
想像する以上に、高い処理能力、問題解決(処理)能力が求められてます。
しかし子ども達は、「学ぶ機会」を与えられていません。
ここで必要なのが、 「チーム我が家」です。「子育ての視線を切り替えてみませんか」?
2.「自立のための一大プロジェクト」にチャレンジ!
お子さんを成長・自立させるためのチーム設立!プロジェクトメンバーは、
保護者の方々等に参加をいただきたいと思います。皆さんが集まる時に、
将来的には学校の先生にも協力いただき、共有コンセプトを決めていただきたいのです。
① 必ずお子さんの話を先に聞く事
②かける言葉を統一する事
③ 正しい事と正しくない事を一緒に考える事
④先回りせずに待つ事
「大人が決めて、大人が答えを導き出す」ことをやめる!
「まだいいや・まだ早い」ではなく、今日からで来ることを皆で一緒に考える。
※子どもの幸せの第一歩は、「保護者が幸せな人生を生きる事」
そして、その幸せは子ども自身と保護者で、時間をかけて作るものです!
保護者の気持ち優先ではなく、お子さんの気持ちを聞くことが先ですね。
「背中を押してあげること」で、飛躍する子ども達はたくさんいます。
ヘルプではなく、サポートをお願いいたします!!
4月22日 親子のコミュニケーション「子ども達に学ぶ機会を」
今日は「子ども達に学ぶ機会を」です。一緒に考えて行きましょう!
1.子育て~自立~学校教育の背景
子育てから、保育園・幼稚園そして小学校へと続きます。その背景には
2020年の「新学習指導要領」全面実施があります。例えば小学校で
は、国語・社会・算数・理科・体育の授業が10%増加。週2コマ増加
となります。外国語の聞く・話すを中心とした指導が加わり、タブレットを
支給・・・はこの様な背景です。
2.お伝えしたい・・「重要事項」!
学習指導要領改訂では、連携教育として「幼小連携・幼稚園と家庭
の連続性・・・預かり保育、子育て支援」があります。さらに「家族と家庭、
食育、安全の学習充実」、「モラル、情報教育」にも力点が置かれます。
3.子ども達の未来のために、「希望ある生き方」を学ぶ機会が必要!
「高校、大学を卒業、就職すれば安定人生」が通用しない世の中。
学習指導要領改訂以上に、子ども達自身と将来の社会を見据えた、
教育の場の設定が必要です。「チーム我が家」=「家庭」もその一つ。
子どもと大人が触れ合う機会は必ずあります。どんな状況下でも、お互い
が気づき合うことが大切だと思います!いつでも「未来への希望は子どもの
中にあります」!話し合う機会を増やして・気付きあいましょう!!
4.進路セミナーでの子ども達の目の輝き!
札幌市中央図書館の「子ども読書チャレンジプロジェクト」をお手伝いして
います。その中でプロの話を聞いた後、グループワークをするセミナーを主催
しています。話を聞いた後の子ども達、現実を知り、「キラッキラ」に目が輝
きます!リスナーの皆さんにも、お子さんとも共有できる瞬間があります!
子ども達の学ぶ機会は「家庭から」です。
※10年後、20年後を支える子ども達に「自身への気づきと未来を大切の思う気持ち」を
育みたいですね!大切な子どもの幸せの第一歩は、「保護者が幸せな人生を生きる事」、その幸せは子どもと保護者で作るもの。
来週4/29は、私、棚橋が「絵本」を読みます!リスナーの皆様ご期待下さい!!
4月29日 親子のコミュニケーション
「おおきくなったらきみはなんになる」
1.4月放送の振り返り
4/1は「伝えるメッセージ」。あなたメッセージ(攻撃的)、私メッセージ
で本心を伝えましょう!4/8の「塾やめたい」では、親が誘導してはダメ
です!4/15は、自立のための一大プロジェクト「チーム我が家」!
そして4/22は、子育てから自立を考え、子ども自身の気づきと未来を
大切に思う気持ち!をお話ししてきました。
2.絵本「大きくなったら きみはなんになる」!
「札幌市中央図書館・子ども読書チャレンジプロジェクト」で、小学生に
読み聞かせをして来た、私の大好きな「絵本」を聞いていただきました。
ー藤本ともひこ・文、村上康成・絵―
<おおきくなったら きみはなんになる>
※保護者の方が子どもの頃、「ワクワクドキドキ」したことは何ですか?
学校での体験や日常で起きたことの共有こそ、「学びの機会」だと
私は思います。「保護者が幸せな人生を生きる」、そして、その幸せを
子どもと一緒に作ることを願っています。親子のコミュニケーションは
皆さん一人ひとりの中で大切に育んで下さい!